ユニウェブ

Kiva、「ウェブアクセシビリティに関する調査」を発表

2024/03/07

半数以上がウェブアクセシビリティの対応方法が分からないと回答

ウェブアクセシビリティサービス「ユニウェブ」( https://hellouniweb.com )を提供する株式会社Kiva(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野尻 航太、以下 Kiva)は、20歳〜60歳以上のWEBサイト運営に携わっている男女185名を対象に「ウェブアクセシビリティに関する調査」を実施いたしました。

 

◾️調査結果サマリー

ウェブアクセシビリティを「よく理解している」、「なんとなく理解している」が全体の80%という結果に。

全体の60%が会社でウェブアクセシビリティ対応をしていると回答。

ウェブアクセシビリティ対応をしている60%に対応した理由について聞いたところ、1位は「自社サービス・企業理念において必要と判断したため」(79%)、次いで「2024年4月1日に障害者差別解消法が改正されるため」(55%)、「他社が対応をしているため」(43%)との結果となった。

ウェブアクセシビリティ対応を検討している14%に検討している理由を聞いたところ、最も多かった理由は対応理由と同じく「企業理念において必要と判断しているため」(52%)との結果に。次いで、会社として「障害者雇用を推進しているため」(30%)、「他社が対応をしているため」(17%)という結果となった。

一方で、ウェブアクセシビリティ対応していないと答えた26%に対応しない理由を聞いたところ、「ウェブアクセシビリティ対応の方法(やり方)が分からないため」(56%)が最も多い結果となった。次いで、「自社サービス・商品は対応しなくても問題なさそうなため」(34%)、「ウェブアクセシビリティについて知らないため」(17%)という結果となった。

 

■考察

上記の調査結果から、ウェブアクセシビリティ対応において以下のような実態があると考えられます。

・2024年4月の法改正に向けて、ウェブアクセシビリティ対応の必要性が高まっている。
・ウェブアクセシビリティ対応をしない理由として「対応方法が分からない」ことが半数以上であることから、簡単に対応できるサービスや対応方法に関するコンサルティングサービスなどの需要が高まると考えられる。

2024年4月1日より障害者差別解消法の改正内容が適用され、民間事業者にも「合理的配慮」が義務化されることにより、多くの事業者様でウェブアクセシビリティの確保が求められます。業界・業種問わずウェブアクセシビリティ対応がスタンダードになるよう、よりサービス向上をしてまいります。

 

◾️調査概要

調査方法:インターネットリサーチ/実施機関:株式会社Kiva
調査対象 :全国20~60歳以上のWEBサイト運営に携わっている男女
対象⼈数 :185名
調査期間 :2024年1⽉17⽇〜1⽉19⽇
≪引用・転載時のクレジット表記のお願い≫
本リリースの引用・転載時には、当社クレジット(例:Kiva調べ)を明記いただけますようお願い申し上げます。
※本調査レポートの百分率表示は小数点第1位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%にならない場合があります。

 

◾️ウェブアクセシビリティとは

「高齢者や障害者など心身の機能に制約のある人でも、年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できること」を意味しており、障害者・高齢者のためだけの特別な対応ではなく、誰しも障害者と同様の状況になり得ます。

  • 一時的な怪我、病気(交通事故でギブスをはめて腕が使えない、目の病気で眼帯を付けていて目が見えない等)
  • 加齢による変化
  • 加齢による視力低下(老眼、水晶体の変化(黄色がかって見える、暗く見える、ぼやけて見える)等)
  • 中高年に多い目の病気(白内障、緑内障等)
    ※70代後半の約半数が黄変化を伴う白内障
  • 加齢による聴力低下
  • 外国人旅行者(日本語を理解できない外国人が、旅行中に震災にあった場合に、避難情報等を得られるか)

参考文献:総務省 公的機関に求められるホームページ等のアクセシビリティ対応
https://www.soumu.go.jp/main_content/000543284.pdf

 

◾️ユニウェブについて

ユニウェブは、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能をサポートします。

すべての人に平等なウェブサイト・サービスを目指すために、視覚に障害がある人、怪我をして一時的に手が使えなくなった人など、様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にしたいと考えています。

 

◾️株式会社Kiva

代表者 :代表取締役社長 野尻 航太
所在地 :東京都中央区築地3-12-5 +SHIFT TSUKIJI 7F
URL :https://kiva.co.jp/
事業内容 :
・安心して買える保証サービス「proteger」の開発・運営(https://hi.helloproteger.com/
・ウェブアクセシビリティサービス「ユニウェブ」の開発・運営(https://hellouniweb.com