ユニウェブ

「Mysurance(マイシュアランス)」が目指す、アクセシビリティがもたらす保険の新しい価値 – 幅広いユーザー層に寄り添う取り組み

2024/11/26

ウェブアクセシビリティ対応をしようと思ったきっかけを教えてください

当社は、「保険に新しい価値を。お客さまに新しい体験を。そして、世の中をもっとスマートに。」をミッションとして掲げています。
ウェブ完結型商品を販売している当社が多くのお客さまに“新しい体験”を届けるためには、幅広い方々にとって使いやすく、また安心して利用できるウェブサイトの構築が不可欠であり、“新しい価値”をご理解いただくためには、わかりやすい情報提供等(※)が必要となります。
これらの実現に加えて「顧客本位の業務運営」など企業の社会的責任を果たすため、これまでウェブアクセシビリティを重視してきました。


(※)
当社は、お客さまの期待にお応えする商品やサービスを提供するために目指すべき品質を「わかりやすい」と定めています。補償内容が「わかりやすい」、直感的に画面操作ができて「わかりやすい」など、あらゆる場面でお客さまが「わかりやすい」と思っていただけるよう日々取り組んでおります。
https://www.mysurance.co.jp/news/2024-10-30


業容の拡大とともに、デジタル操作が必ずしも得意ではないお客さまや、ウェブ画面の閲覧が苦手なお客さまも増えてきました。こうした方々が対面でのサポートを必要とせず、ご自身でいつでもスムーズに保険加入の手続きを進められるよう、その一助となって欲しいとの願いから、先般、アクセシビリティツールの導入を決定したものです。

 

ユニウェブを知ったきっかけ、導入した理由を教えてください。

ユニウェブを知ったきっかけは社内での紹介でした。「アクセシビリティツールを提供している会社がある」と聞き、すぐに資料請求しました。

導入に際しては、最初に社内でテストを実施しました。SOMPOグループには、障害者の雇用に特別に配慮した会社(特例子会社)として認定されているSOMPO チャレンジドがあり、そこで働く方々にユニウェブを実際に利用してもらいました。その結果、「これは多くの人に役立つ」と高く評価されたことが、導入を進める大きな後押しとなりました。

さらに、ユニウェブが提供する機能の柔軟性が決定打となりました。最初にご担当の磯崎様や植松様にお会いした際、ユニウェブが頻繁に機能のアップデートを行っていることを知りました。特に、企業側で使用する機能を選択できるように改良された点が、非常に魅力的でした。当社は少額短期保険業者として、ユーザーに保険商品の情報を正確に伝え、理解していただくことが必要です。例えば、一部のアクセシビリティ機能において画像が消えてしまうと保険商品説明に支障が出る可能性がありましたが、ユニウェブでは必要な機能のみを選択し導入できる仕様にアップデートされたことで、安心して導入を決断できました。

ユニウェブの柔軟な機能と迅速な対応が、当社のニーズに合致していたことが導入の大きな理由となりました。

 

ウェブアクセシビリティ対応をして同業他社などからの反響はありましたか?

当社がウェブアクセシビリティツールを導入し、自社サイトに掲載したのが今年の6月中旬で、同時期に「顧客本位の業務運営」も公開しました。現在のところ、当社には直接の反響はありませんが、金融業界内での注目度が確実に高まっていると感じています。

 

ユニウェブを導入するまでの日数や工数について教えてください

ユニウェブの導入は、技術的な負担が少なく、非常にスムーズに進みました。システム面では一行のタグをウェブサイトに埋め込むだけであるため、エンジニアに「ユニウェブのアクセシビリティツールを入れてテストしたい」と伝え、すぐにタグを設置してもらえました。

また、当社では社内でランディングページ(LP)を作成していることもあり、それぞれのLPにどのようにユニウェブのアイコンが表示されるか、個別に確認する必要がありましたが、その表示テストも簡単に行えました。その結果、どのページでも問題なく表示されるよう表示位置を細かに設定することができ、導入検証も大変スムーズに進みました。

 

今後、目指していることはありますか?

今後の目標は、ユニウェブの導入範囲をさらに拡大し、顧客が利用するあらゆるページでアクセシビリティを強化することです。現在はランディングページ(LP)のみユニウェブを導入していますが、今後はFAQサイトや加入手続きのページにも対応を広げていきたいと考えています。

特に、加入手続きページはユーザーが実際に契約するための重要なページです。LPからFAQサイト、そして加入手続きページまで、アクセシビリティ対応の範囲を広げ、より多くのユーザーが快適に利用できるウェブ環境を目指していきたいと考えています。

 

最後に

当社のウェブサイトが、より多くのお客さまにとって、より快適で利用しやすいものとなるよう、引き続きお客さまの立場に立って進化させていきたいと考えています。
「デジタルの力で保険をもっとわかりやすくシンプルで、簡単なものにしたい」
「身近なちょっとした不安を、いつの間にか解決したい」
「今までの保険の『できない』を『できる』に変えたい」
そのような私たちの想いを、さらに多くの方々にお届けできるよう努めていきます。

また、個人的にもダイアログ・イン・ザ・ダーク (https://did.dialogue.or.jp/about/)など、障害者支援のクラウドファンティングにも参加し、以前から関心を持っていた分野でしたので、業務を通じて本件に携われたことをとてもうれしく誇りに感じております。


Mysurance株式会社
カスタマーサポート部 馬場 由佳

1992年新卒でベネッセコーポレーションに入社。適性検査の開発など新規事業の立ち上げを経験。4人の子育てを経て2014年損保ジャパンに再就職し、カスタマーセンターに配属。チャットボットや有人チャットの導入など、マルチチャネルの顧客対応に携わる。2022年には戦略的子会社であるMysuranceに出向。マーケティング部にて多くのアライアンス企業を担当。2024年よりカスタマーサポート部にて顧客接点のすべてに携わる。

 

《ユニウェブ導入サイト》

Mysurance株式会社が運営するサービスサイトに導入されています。

アイコンをクリックすると、アクセシビリティメニューが表示され、文字を読み上げてくれる部分リーダーや画面のコントラスト切り替えなどがボタン1つで可能となっております。

 

Mysurance株式会社

代表者 :代表取締役社長 桐山 正弘
所在地 :東京都新宿区西新宿1-26-1
事業内容 :

  • 少額短期保険業
  • 他の保険会社の保険業に係る業務の代理又は事務の代行

 

ユニウェブについて

ユニウェブは、すべてのウェブサービスにコード一行を追加するだけで「導入当日」にウェブアクセシビリティ機能を提供します。

すべての人に平等なウェブサイト・サービスを目指すために、視覚に障害がある人、怪我をして一時的に手が使えなくなった人など、様々な状況にいる利用者が音声読み上げやコントラスト変更などの多様な使い方を通じて、正しい情報を理解できる状態にしたいと考えています。

サイト:https://hellouniweb.com